知ればトクするIT教養

世の中の説明はわかりづらい!!!というサルのためのブログ

結局、IoTってなに?

 
IoTを一言でいうと?
 
「身の回りのモノがインターネットにつながった、便利な仕組み」です。
 
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When:

IoTの走り(一番初め)は、1992年に米国のカーネギー・メロン大学で開発された改造コーラ販売機がは最初のインターネットに接続された電化製品だと言われています。

これは「在庫状況の把握」や「新たに追加されたドリンクが冷えているかのレポート」ができたそうです。

 
What:
IoT は Internet of Thingsの略で、
日本語では「モノのインターネット」と訳されます。
 
じゃあモノのインターネットってなんなのさ?というと、家の外から操作できる エアコンや、スマートフォンがどこにあるか調べられる機能なんかをイメージしてもらえると分かりやすいかと思います。
 
従来、家の中でリモコンを使って操作していたエアコンを、家の外からでも「消したっけな?」と思ったときにいつでもオンオフできるのなんて、便利ですよね。
そんな魔法のようなことができるようになったのもこのIoTのおかげです。
この場合、モノ=エアコンといえます。
 
IoTが注目されている理由としては、あらゆる業界で圧倒的にコストダウンができる可能性を秘めているから、です。
例えば、あるメーカーでは在庫管理にIoTを活用して一つ一つ在庫を数えて数字を集計(いわゆる棚卸)をしなくても在庫の数量が常に更新されている状態にできたり、農業においてはコンバインが自動で稲狩りをしてくれたり。とても便利ですよね!
人間の労働力って、経営をする上では支出の中での比率がものすごく高い(業界によっては50%を超えることも!)ので、ここを節約できるというのは企業にとってはものすごく大きな話なんです。
年間の売り上げが何十億円規模の会社であれば、人件費の削減で年間何億円も利益が出る、なんてこともあります。
 

また、IoTと関連する概念としてユビキタスネットワークというものがあります。

・・・ユビキタスネットワークとは?
一言でいえば「いたるところで利用可能なコンピュータネットワーク」で、
インターネットを初めとしたネットワークにつながることにより、様々なサービスが提供され人々の生活をより豊かにする社会を目指すもの。

ユビキタスとIoTの違いは、例えばこんなイメージです。

渋滞の例:
<ユビキタスネットワーク>
 ネットワークに繋いで情報を得られる
 例:混雑しています。
   →予め渋滞があるということを予見できるが、ここから先は人間が考える
<IoT>
 ネットワークに複合的に繋いで提案を得られる
 例:混雑しています。
   こちらの道は空いていて、目的地へは○○分早く辿り着けそうです。
   → 渋滞があるという情報と、別の道は空いているという情報を組み合わせて、どうすべきかまで提案してもらえる。

こんな違いがあります。 

 

…一般的に、IoTという言葉が使われだしたのって2000年代以降ではありますが、その歴史を紐解くと意外古い概念なんだなという発見がありましたね。

 
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