知ればトクするIT教養

世の中の説明はわかりづらい!!!というサルのためのブログ

結局、Bluetoothってなに?

本ブログでは、テーマについてレベル1レベル2に分けて説明します。
 
 理解レベル1:言葉について、漠然としたイメージができるレベル
 理解レベル25W1Hで理解できるレベル
       (仕事にできるレベルではないが、日常で困らないレベル。)
 ・・・理解レベル2をご覧いただくことで、以下のようになります。
 
Before
 「スマホでデザリングしよう。WifiBluetoothがあるけど、どう違うんだ・・・?」
 
After
 「スマホでデザリングしよう。ええと、今回はBluetoothを使おう。」
 
Bluetoothの正体がわかると、このように即決できるようになります。
 
 
理解レベル1
 
 Bluetoothを一言でいうと、
 
「近距離用に特化した無線通信」
 
...物足りない方はLv2へ。
 
 
理解レベル2

What:
まず名前の由来ですが、調べてみたところ
Bluetoothという名称の由来は、初めてノルウェーデンマークを交渉により無血統合し、文化の橋渡しをしたデンマーク王ハーラル・ブロタン・ゴームソン(通称「青歯王」)に由来している。「乱立する無線通信規格を統合したい」という願いが込められている。(Wikipedia抜粋)
 
…だそうで、Bluetoothというのは実体のある"モノ"ではなくWiFiと同じく"無線通信規格"という通信ルールの名前です。
WiFiは長距離向けに信号を飛ばしているモノ、bluetoothは短距離向けに信号を飛ばしているもの」ぐらいのイメージを持っていただけるとわかりやすいかと思います。
 
モノにもよりますが電波自体は10m程度という短い距離しか届かないのが基本ですし、Wifiと比べると速度も遅めです。
一方で何が優れているのかというと、WiFiよりも消費電力量が少ないという特徴があります。
他には、例えばデータ通信(ネットワーク接続)が使えない携帯電話にデザリングする際、Wifi環境がなくても他の携帯電話とBluetoothで繋げばデータ通信ができるので、手軽で便利ですね。
 
 
When:
 1995年頃スウェーデンエリクソンという会社が中心となり、複数社共同で生まれた規格です。
 はじめてWifiの規格が定められたのは1997年だそうですので、Wifiより歴史が長いんですね!
 
Why
 なぜ、、、うーん。
 色々な会社の製品が同じ規格で(同じルールで)使えると、便利ですよね。
 Apple製品だからAppleのイヤホンしか使えない、とか
 Panasonic製品はPanasonicのイヤホンしか使えない、なんて、、不便ですよね。
 (...最近流行りのなんちゃらペイみたいに、規格がバラバラだと不便だなあって感じます。) 
 
Who & Where:
 今や、誰でも使っているしどこでも使われていますね。
 スマホのデザリングやワイヤレスキーボード、イヤホン等々...
 
How:
 BluetoothWifiと違って1対1でしか通信できないので、「ペアリング」を行う必要があります。
 このペアリングは、信号を飛ばそうとしている送信元と、通信を待っている受信先が相手を探している状態です。
 相手を探す際に、お互いが出会えるようにBluetoothという規格(正確に言うと、Blutoothの中にも種類がたくさんありますが...)を決めておく必要があるんですね。
 なぜ規格を決めると相手を認識できるかというレベルまで掘り下げてしまうと専門書レベルのお話になってしまうので、Bluetoothというルールのもと、受信先(例えばイヤホン)がパスワードを飛ばして、送信元(例えばiPhone)がパスワードを受け取ってOKする」ぐらいの理解で十分でしょう。笑
 
 
余談:
 この文章のはじめにある例では、デザリングをする際にWifiではなくBluetoothを選択していますね。
 私は電池残量が少なければBluetoothでデザリングしますし、通信速度を求めるときはWifiでデザリングをします。そうやって住み分けているんですね。
 
 
ご覧いただきありがとうございました。
この記事があなたの理解の一助になっていたら嬉しいです。
コメント等々、お待ちしております。